永田一彦プロフィール

Kazuhiko Nagata
1952年生まれ。筑波大学大学院 体育研究科コーチ学専攻 
スポーツ医学学際カリキュラム修了。I.S.C.M理事長。スポーツ・アロマセラピー・アカデミー校長。
パワーリフティングの日本記録を持つ最強競技者。かつて、数多くの格闘選手をコーチし、「鬼の永田」とその名をとどろかせた。現在は、プロスポーツ選手からアマチュアまで、幅広い分野のアスリートたちの信頼も厚いフィジカルトレーナーとして活躍中。
その人個々の身体、競技、弱点、なりたい理想像に合わせて指導してくれる。
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●永田一彦 舞い技塾
www.n-method.net


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・ハーモニアス・ストレッチ

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JK Fan 空手道マガジン 2007年04月号「永田一彦の出張トレーナー&テーピング感覚論 他」

  • ★DVD解説!!初公開!!一度は受けてみたい永田一彦「舞い技塾」

    ★DVD解説!!初公開!!一度は受けてみたい永田一彦「舞い技塾」

■空手道マガジンJKFan2007年4月号(永田一彦舞い技塾トレーニング詳細DVD付録付)より一部抜粋

★☆DVD解説☆★

【DVD収録内容】
1.体力って何?
2.バランス‘木,S ログ
3.バランス‘木,S ウェーブ
4.バランス‘木,S スロープ
5.バランス‘木,S ガイヤ
6.質問コーナー

初公開!!一度は受けてみたい永田一彦「舞い技塾」
★DVDを見よう
★基本の基本:基本が難しいと言われる理由の一つに、
動きが限定されており、
誤魔化しがきかないというのがあります。
その意味では、セミナーのエクササイス゛は、
いっそう難しいと言えます。
・・・基本をさらに根底から支える原則が歩行です。
歩行は基本の基本です。
一方、判断を必要としないという点では、
エクササイス゛は基本よりも易しいと言えるでしょう。
落ちれば間違い、落ちなければ正しい。
ク゛レーソ゛ーンはありません。

★感覚と道具:勝敗を左右する要素は、
表現できない感覚的なものだと永田氏は考えます。
表現できるようなものによって勝負はつきません。表現できるものは、誰もがやっています。
とはいえ現実には、表現できる部分が不充分なために負けるとか、
相手がさらに不充分なために勝つとかの方が大多数でしょう。
永田氏は常にトッフ゜レヘ゛ルを念頭に置き、
高い水準で最終的に問題になるものを掘り下げます。
やっていて当然と思っているから
わざわざ問題にしないような所に、
実は相当高い要求が潜んでいます。
それを踏まえて、永田氏が言う表現できない感覚というものに
近づくにはどうすれば良いかを映像を見ながら探りましょう。
表現できない感覚の入り口には、気づきがあります。
・・・永田氏の考えるコーチの仕事の根本は、
選手に気づきの機会を提供し、
考えている時間を絶対に邪魔しないというものです。
選手を伸ばすのは選手自身だという考え方に立ちます。
・・・そこで注目していただきたいのが、道具の存在なのです。
一つ一つの道具の目的は明確。
その目的が達成できないとなんとも悔しいのです。
出来そうで出来ないという歯がゆさを放置しておくことを、
貴方の身体は許さないでしょう。
道具が本能に働きかけます。
だから選手は一方では自主的に、
しかし一方では完全に拘束されます。
これは自然発生的な自主性に期待することとは違います。
永田氏の発明は、選手がひとりでに集中してしまう条件を作り、
その条件を巧みに利用するトレーニンク゛方法にあります。

★身体の性善説:永田氏のエクササイス゛を通じて、
選手は自分の意志に逆らう身体の意志に出会います。
横に移動しようと思っているのに前に行ってしまう、
前には行きたくないのにそれを止められない、
ということが起きます。
身体の意志は、
道具の上に乗ったことで突然生まれたのではなく、
これまでの全生活で培われ、
普段は隠れていたのです。
その存在に気づいたからには放っておく手はありません。
身体の意志がもう少し自分に協力的だったら、
あの入らなかった突きも入っていたかも知れず、
見事にくらった上段蹴りも避けていたかも知れないのです。・・・

★調整力の養成:優秀な職人を集めても、
棟梁がいなければ家は建たないのと同じように、
身体にもまとめ役が必要です。
セミナーのテーマとなった調整力は、
筋力や柔軟性などと並ぶ体力の一つというよりも、
他をまとめる、身体の棟梁的な働きと言えそうです。・・・

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「永田一彦の出張トレーナー&テーピング感覚論!!」第一部

・監修/永田一彦
・取材/斎藤雅幸
・撮影協力/花咲徳栄高等学校空手道部

-楽しみだった高校空手部-

取材先となる花咲徳栄高校に向う車の中は、
私を含めてスタッフ5名。
他に撮影用の機材、それから私の器具がつまれています。
町から町に、気ままな行商の心持で、
気楽なおしゃべりの話題といえば、もちろん空手。
それが終わっても、また空手、違う話になっても、
いつのまにか空手に戻って来ている。
どんな子達なんだろう、
きっと頑張ってるだろうな、
車に揺られながら、
以前見た高校空手部のイメージがよみがえります。
「空手」というのと、
「空手道」というのでは、意味合いが違ってきます。
インターハイの独特の雰囲気、
お父さんお母さんの願い、
監督の涙、
そういう人間ドラマを包み込む空手部は、
ひとつの文化の形だと思います。
ジムに来る空手選手を見るときは、
その人の身体、
人柄の個性を知ることは出来ても、
環境の方は長い付き合いの中で
少しずつ探っていく他ありません。
その点、部活動の現場を見ることが出来れば、
環境の個性が解ります。
圧倒的に情報量が多いわけです。
コーチという仕事も
行き着くところは感性ですから、閃きが大切。
思い起こせば、今回の試みは、
最初から良い予感に満ちていました。
現地に着くと
秋山先生が選手を紹介して下さいます。
そこで私が何をしたのか振り返ってみましょう。

■肩の脱臼癖に対する処置:CASE1■
顧問の秋山先生から
肩を脱臼している選手がいると聞かされていました。
今年1月末に開かれた高校生の関東大会で
3位に入賞するなど、エース的存在名だけに、
故障が気にかかります。
故障というのは往々にして
優秀な選手に訪れるもので、
肉離れなどもそうですが、
故障するほど身体が良く動いてしまうという面があります。
競技力が高ければ
それに応じてリスクも上がり、
身体の弱い部分、
負担の集中する部分の怪我を引き起こします。 
競技をしていれば
怪我をするチャンスぐらいはいくらでもあります。
ただ、実際に怪我をしてしまうかどうかは、
その人の身体のバランス、
体の歪みの有無に大きく左右されるのです。
そういう目で準備運動の段階から
彼の動きを観察していたところ、
なるほど肩の動きも問題ですが、
土台となる足の動きにクセがあることに気がつきました。
隣に座っている先生に伝えると、
「なるほどそうでしたか、
確かに彼は走る時のフォームもおかしくて、
横にぶれるので、いつも直すように言っているんですよ」と、
既に適切な指導をされているようです。
空手部の監督さんというのは
本当に選手をよく見ています。
方法の違いはありますが、
問題を発見するところまでは同じですね。
私の処置については後述しましょう。

「永田一彦の出張トレーナー&テーピング感覚論!!」第二部
■ふにゃふにゃ組手からの脱却:CASE2
次は、怪我をしているというわけではありませんが、
秋山先生が課題を感じている女子選手の話です。
 先生がこう解説して下さいます。
「彼女はね、イカみたいにフニャフニャして、
軟体動物が組手をしているような感じです。
キレがないと言うか。
それでも勝っちゃうんだからスゴイんだけど、
これでビシッと決まってきたら
もっと強くなるだろうと思いましてね。
最初の方はまだ良いけど、
何試合かこなして疲れた頃にふにゃふにゃするので、
筋力不足だろうと思って
スクワットとか色々やらせていますが、
これといった手ごたえがまだ無くてですね、
どうも彼女の高い柔軟性と
関係がありそうだと感じてはいますが・・・」。
 というわけで、
これは、ちょっと贅沢な悩みでしょうね。
ある程度勝てていて、
その上、課題まで見つけてもらっているという。
悩みらしい悩みというのは
反対に、勝てない、そしてなぜ勝てないのかは解らない、
というものでしょうから。
 彼女への対処についても
順にお話ししていきますが、
要するにフットワークの改善です。
ちょっと浮きすぎているように思われたので、
そこに焦点を合わせて仕上げました・・・

「永田一彦の出張トレーナー&テーピング感覚論!!」第三部
■歩き方を見直す
肩の悪い彼にはまずテーピングを施し、
上体のバランスを整えます。
これは固定を目的とするものではありません。
背中側に引っ張られる感覚を与えてあげれば、
自然に姿勢が矯正されるのです。
テーピングを張ったまま組手をしてもらい、
感想を聞くと「腕が伸びない感じ」とのことですが、
この時、彼は普段よりも肩甲骨を寄せ、
胸を張っているので腹圧は上がり、
肩が下がっていました。
組手を続けるうちに、
肩が危険なポジションを取る不安は和らぎ、
動いても大丈夫だと自覚されるに従い、
調子が上がりました。
 肩が上がった状態で速い突きを出し、
強い衝撃が加わると、
肩ははずれる方向に力を逃がすしかなくなり、
非常に危険です。
肩を下げるには腹圧を上げる必要があり、
テーピングを使ってその状態へと促したのです。
しかし、正しく歩けていれば本来なら腹圧は上がります。
根本的には、歩行の改善が必要です。
彼の場合、特に左右を軸とする動きの際に
膝を内側に入れるクセがありました。
 最終的に歩行が問題になるのは、
女子選手の場合も同じです。
ふにゃふにゃ組手の原因は、
膝を前に出し過ぎるためだと私は見ます。
秋山先生も指摘されたように、
これだと筋力を上手く発揮できません。
ただし、彼女の場合、
筋肉はしっかりしているので、
結果が出るのは早そうです。
 まず、膝が前に出ないように、
踵にテーピングを施します。その後、
床を足の裏全体でしっかり押せるように、
各種エクササイズに移りますが、
この点は、付録DVDをご覧いただけば、
何をしたいのかだいたい察しがつくでしょう。
テーピングと歩行の問題に限定して話を進めることにします。

「永田一彦の出張トレーナー&テーピング感覚論!!」第四部
■歩くこと
歩くために必要なのは、
如何にして「蹴る」のではなくて
「踏む」ことができるかだと思っています。
蹴るか踏むかの感覚的な違いは、
器具を使って実際に体験していただくと
手っ取り早いのですが、
言葉で説明するとなるとこうなります。
 歩くときには、
地面に着いている足と地面から離れている足があり、
これが交互に入れ替わります。
地面から離れている足については、
どうやって振れば良いのかという問題もありますが、
ここでは触れずにおきます。
今問題にしたいのは、地面についている方の足、
これが十分に機能しているかどうかです。
空手競技はスピードを要求されるので、
接地した足は直ちに地面を離れますが、
瞬間的な出来事だからこそ、
この部分の質が大きく影響してきます。
イメージとは裏腹に、
大切なのはじっくり踏むこと、
その際、特に踵が接地する時間を設けることなのです。
 私が使用する器具(バランス‘木,S(キッズ))の
ほとんどはこの目的のために考案したようなものです。
誤魔化しのきかない条件を作り出し、
接地する足の動きをクローズアップします。
この方法の良いところは、
出来なければ落ちるので失敗を自覚しやすいこと、
それから、感覚に優れていなくても
とりあえず挑戦できることです。
出来ない人は何度も落ちながら、
試行錯誤すれば良いのです。
 テーピングの利用はこれと違って、
感覚に大きく依存します。
感覚を鋭くするためにテーピングを施すのですが、
全く感覚の無いところに
感覚を作ることは出来ません。
ある程度の感覚を持っている、
どちらかと言えばセンスの良い人を、
さらに高いところへと導くものと考えて下さい。・・・

■視覚は万能選手ではない 第五部
フォームを気にする人ほど鏡を利用します。
動きの確認は
繊細な表現には欠かせないと考えるためでしょう。
これに反対するつもりはありませんが、
武道が問題にする生きるか死ぬか、
あるいは組手競技が問題にするどっちが速いか、
の瞬間に求められる感覚は果たして視覚でしょうか。
感覚が生死と結びつく動物は鏡など見ません。
鏡像を自分だと理解できる動物は
ごく限られているそうです。
歴史的にいっても、
眼は様々な器官の中で
とりわけ精神に近づけて理解されました。
鼻などははるかに身体寄りで
動物的な器官です。
視覚が高等なものであることは間違いなく、
人間は視覚優位の生き物と言えます。
一方で、本格的な実験科学が登場する以前でさえ、
視覚というものの不確かさは自覚されていました。
視覚は他の感覚(特に触覚)によって
修正されなくてはならないという発想が、
既に18世紀にはあったと言います。
さて、ここで強調しておきたいのは
19世紀に発見された「腱の感覚」です。
腱には発見者のイタリア人医師の名を持つ
ゴルジ腱受動器というものがあり、
関節に加わる力や動きを感知して
反射を引き起こします。
最も単純な反射には、
伸ばされた筋が直後に収縮する伸張反射がありますが、
武道が取り組む間に合う動きは、
高等で複雑な行程以上に、
こうした原始的で単純な行程の深化を
求めるものではないでしょうか。
沖縄の古い空手が大切にする感覚が
筋(スジ)の感覚だということを
思い起こす必要があります。・・・

「永田一彦の出張トレーナー&テーピング感覚論!!」第六部
■3つのL
「L」にはラインとリガメント(靭帯)の含みがあり、
それぞれ異なる靭帯に作用して
感覚を呼び覚まします。
その先にあるのは、歩行の改善です。
 L1は膝関節内の前十字靭帯をターゲットとし、
膝の内旋に対する緊張を高め、
さらにハムストリングスを活性化して
床を踏む感覚を生みます。
 L2は脚の側面にある腸脛靭帯をターゲットとし、
股関節の外転・外旋を促し、立位を安定させます。
 L3はいわゆる膝のお皿のところにある
膝蓋靭帯をターゲットとし、
股関節と膝関節を外旋させて、
床を「踏む」歩行へと導いてくれます。
 微妙に引っ張られる程度に軽く貼るのが、
感覚を得るには良いようです。・・・

「永田一彦の出張トレーナー&テーピング感覚論!!」第七部
■沈みやすくなる:CASE3
 実は、以前から気づいており、
今回も再確認した空手選手の特徴というのがあります。
全般にかなり前方に体重が乗っていること、
脚が内側に入りやすいこと、
そして、お腹側の緊張で胸を張れていないこと、などです。
これだと、腹圧が上がらず、
頑張っている割には力が出ません。
 トリプル「L」テーピングには
こうならないための努力を助ける働きがあります。
一般的なスタイルの人ほど効果を実感しやすいでしょう。
今回挑戦してくれた選手は、
首を前に出す特徴があったので、
こちらも合わせて対処し、
結果、前傾が弱まりました。
本人は「沈みやすい」と感じたということです。
個人差もありますが、
自分が思っているよりも
若干かかと側に重心を乗せて色々探ってみると、
何か発見があるかも知れませんね。

■安定の秘訣!!CASE4
 形は安定が求められます。
それも、試合という極度の緊張状態で
安定しなければならないところがポイント。
心理的な影響がどこに出るかと言えば、
バランスに出ます。
秋山先生も、
「もっと上に行ける選手なんですけど、
ここぞという場面でグラッとするからなぁ」と苦笑い。
 見たところ筋の良さそうな選手です。
縦の動きは元々申し分なく、
膝裏のテーピングの影響は少ないようです。
影響が大きかったのは側面のテーピング。
ここで変わりました。
先生も
「初めてお前の形を見る人がいたら
スゴイと思うだろうな」と満足げです。
 心理的な影響は体に出ますが、
どこに出るかは身体的な特徴に左右されます。
緊張しなければ一番良いというわけですが、
たとえ緊張してもそれが身体にでないように
工夫することはできます。(完)

★☆20周年記念特別連載1☆★
永田一彦の「開脚革命!!」
★試割り板編:好評の
「絶対開脚ハ゛イフ゛ル」掲載号(06年9月号)は
ソールト゛アウトとなり、
手にすることのできなかった方々から
嘆きの声が寄せられました。
(申し訳ありません!)
それを聞いて、
永田一彦氏は同一のコンセフ゜トを発展させる
合計8回に及ぶ連載に踏み切ったのです。
★簡単チェック
★開脚で行う基本動作
・縦の動き
・横の動き
・下方回旋
・上方回旋
★試割り板で変化を感じ取ろう!!
「この痛みさえなければ」。
開脚をしていてこんなことを
考えた覚えはありませんか。
開かないことより、
痛いことが問題だと。
少し視点を変え、
痛みが何を伝えているのかを考えると
色々な気づきが生まれます。
痛み方、痛む箇所、
これらは貴方の身体の特徴です。
右頁のようにして、
ハムストリンク゛(太ももの裏側の筋肉)で
実験してみましょう。
何もなければ中央部に
ストレッチ感(これが強まると痛みになる)が出ます。
臀部を固定すると臀部側に、
膝を固定すると膝側にストレッチ感が出るはずです。
試割り板を使えば、
こうした変化を意図的に作り出せます。
膝を伸ばした状態で板に足を乗せ、
上体を縮めれば膝側に、
伸ばせば臀部側にストレッチ感が出、
膝を曲げて上体を縮めると
太もも中央裏側(ハムストリンク゛)、
上体を伸ばすと太もも中央表側(大腿直筋)に出ます。
横に反れば太ももの外側(大腿筋膜張筋) に出ます。
動き方次第でストレッチのされ方も異なります。
日常動作も競技動作も
皆そのようにして出来ているのです。
今回のエクササイス゛は
開脚を目的とするものですが、
同時に、動きの中で自然に生じるストレッチ、
特に上体の動きと関係を感じ取り、
空手道の追及に役立てて頂きたいと思います。・・・

★試割り板開脚に挑戦!!
・横の動き
・縦の動き
・上方回旋
・下方回旋
★ハ゛リエーションを増やすには?!
★さらに!!

1,028円

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カートの中身

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